た行

縦ポン

読み方:たてぽん

縦ポンの意味

縦ポンとは、相手からボールを奪った後にすぐさまFWにロングパスを送るサッカーの戦術のことである。「縦一本」を略した略語。

縦ポンと言っても一つの戦術を意味するわけではない。例えば「スピードの速いFWをトップに置き、短時間で一気に攻めるカウンターサッカー」や「身長が高いFWをトップに置き、ヘディングで競らせるパワープレイ」や「FWがポストプレーで時間を作り、その間に他の選手が追い越してゴールを狙う」など、様々な戦術がある。

縦ポンは、中盤でショートパスを繰り返し、ボールを持ちながら相手を崩すポゼッションサッカーを好むサッカーファンからは、「縦ポンかよ」「縦ポンつまらん」など、しばしば批判されがちな戦術である。これは、ポゼッションサッカーと比べると、すぐにボールを蹴り出すため、攻める時間が短いことや自陣で守る時間が長くなることが原因と考えられる。

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