読み方:まけないよ
負けないよの意味
負けないよとは、ミスターレッズこと福田正博が発言した負けフラグのこと。
負けないよは、2002年10月19日に埼玉スタジアムで行われた2ndステージ第9節、浦和レッズvs名古屋グランパス戦で誕生した。
浦和レッズは、2ndステージ無敗と絶好調。ナビスコカップを含めた公式戦10試合負けなしと浦和の勢いは止まらず、名古屋グランパスに2-1で勝利する。試合後に同点ゴールを決めた福田正博のヒーローインタビューが始まる。
アナ「そして同点ゴール、福田選手です、おめでとうございます!」
福田「ありがとうございます」
アナ「雨の中、総立ちのお客さんの声援ですね」
福田「久しぶりのゴールだからね(笑)」
アナ「なかなか点が入りませんでしたけど、79分という、どうしても欲しい時間で決めましたね」
福田「いや、負けないよ」
サポ「\うおおおおおおおおおおおおおお/」
アナ「まだあの2ndステージの先のことを言うと怒られてしまうかなという気もするんですが、このままいけそうでしょうか?」
福田「もう最後まで一緒に戦いましょう!ありがとうございました!」
このまま浦和の勢いは止まらず2ndステージ優勝するかと思われたが、この発言以降浦和レッズは失速する。名古屋戦後の2ndステージ第10節に鹿島アントラーズに敗れると、続く東京ヴェルディにも敗れ2連敗。ナビスコカップ決勝でも鹿島アントラーズに敗れ優勝を逃してしまう。その後も2ndステージ第12節から最終節まで敗戦し公式戦7連敗。天皇杯3回戦でアビスパ福岡に負け敗退。連敗は翌年まで止まらず、ナビスコカップ予選リーグでも2連敗。2003年Jリーグ1stステージ第1節の鹿島アントラーズにも敗戦。第2節の名古屋グランパス戦で引き分け公式戦の連敗は11で止まる。
上記の出来事から福田の呪いと呼ばれることもある。
福田は後にこのヒーローインタビューのことについて語っている。
「負けないよ」という言葉は単純に「そうそう簡単は負けないよ」という意味なんだ。結果として、その後の試合を0-1で負け続けていったという事実はあるんだけど、あの言葉によって、そうした結果になったかという繋がりは別だと思う。
今思うと、あの場面で良くなかったなと思うのは、テレビ埼玉のインタビュアー(大西友子さん)に聞かれたこととは全く違うことを答えていて、しかも勝手に答えて勝手にインタビューを締めて終えたということ。今、メディアでの仕事もしている僕の立場からすると、謝れるなら謝りたい。本当に申し訳ないことをしたと思う。
実は、埼スタで僕が点を取ったのはあの試合だけで、プロのサッカー選手として、生涯最後のゴールでもあったんだ。ちなみに、僕の最初のゴールはカシマスタジアムで、点を取って喜んでいるうちに点を取られてしまったという、あのゴールなんだ。「負けないよ」の話をするなら、この最初のゴールの話もしてもらいたい。僕にはちゃんとそういうオチがついているんだ。これはすごいこと(笑)。本当に浦和を好きな人はそこまで語って欲しい。あいつは"持っている"と。
https://www1.targma.jp/urakenplus/2011/03/29/post632/