読み方:あじあわくへらせ
アジア枠減らせの意味
アジア枠減らせとは、アジアの代表チームが他の大陸の代表チームと試合をした時に「大差で負けた時」や「レベルの差が明らかな時」にアジアに所属する代表チームがワールドカップにふさわしくないと結論づけたサッカーファンが用いる表現のこと。
アジア枠減らせと連呼するサッカーファンをアジア枠減らせ厨やアジア枠減らせマンと呼ぶこともある。
アジア枠を減らせ厨はワールドカップが行われる4年ごとに1回大量発生する。主にワールドカップにおいてアジアのチームが負けた時にネット掲示板やツイッターなどで必ずと言っていいほど出現する。
アジア枠減らせと連呼される背景
ワールドカップは、各地域連盟ごとに出場枠が決まっており、2022年のワールドカップでは以下ように割り振られている。
- 欧州 13
- アフリカ 5
- 南米 4.5+P
- アジア 4.5+P
- 北中米カリブ海 3.5+P
- オセアニア P
※Pはプレーオフ
アジアのチームは強さのわりに枠が多いのではないか?と疑問視されることもしばしばあり、実際にワールドカップでアジアのチームが好成績を残すことはほとんどないことも枠を減らせと連呼される要因。
またこのアジア枠減らせ問題を大きくしている一番の要因は、弱い地域に割り振られている影響で強豪チームやスター選手の出場機会を奪っていると考える人が多いからである。
2022年を例にあげるとイタリア・コロンビア・スウェーデン・ノルウェー・ナイジェリア・エジプトなどのチームが出場できなかった。この影響でサラー・ハーランド・ウーデゴール・ヴェラッティ・アラバ・フォルスベリなどのスター選手がワールドカップで活躍する姿を見られなかった。
こういった事情からヨーロッパや南米にアジア枠を分けて欲しいと考える人が多く、アジア枠減らせと主張する人が後を絶たない。