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ケチャップドバドバ

読み方:けちゃっぷどばどば

ケチャップドバドバの意味

ケチャップドバドバとは、大量のゴールが生まれた時に使われる言い回しのこと。ケチャップ=ゴールの同義語。ケチャドバと略して用いられることも。

ケチャップドバドバの元ネタ・語源

元ネタは、2012年9月11日に埼玉スタジアムで行われたW杯最終予選イラク戦後に本田圭佑がインタビューで語った内容。「誰か名ストライカーが言っていたが、ゴールはケチャップみないなもの。出ないときは出ないし、出るときはドバッと出る」と発言したことが由来。

本田の言う名ストライカーとは、ファン・ニステルローイのこと。ファン・ニステルローイがレアルマドリードに所属していた時にイグアインへ送ったアドバイス。

ここ一番の勝負強さで言えば世界ナンバーワンのイグアイン。冬まではチームメイトだったオランダ人ゴールゲッターのファン・ニステルローイからゴールについて興味深い説明を受けたそうだ。「ルート(ファン・ニステルローイ)は、ゴールって言うのはケチャップみたいなものだって言っていたよ。いくら頑張っても出ないと思ったら、一気にたくさん出たりする。ゴールもそういうもの」と先輩からのアドバイスを受けたとスペインのテレビ局“La Sexta”のインタビュー内で明かした。

https://news.livedoor.com/article/detail/4642647/

ちなみにここで言われるケチャップとは日本で使われるようなチューブタイプではなく、瓶タイプのケチャップのこと。チューブタイプであれば押す力を強弱することで出てくる量を調整できるが、瓶タイプの場合、ひっくり返してもなかなか出てこない。出てこないと思って振ると急にドバドバ出てきて調整し辛い。

クリスティアーノ・ロナウドもファン・ニステルローイの言葉を借りて以下のような発言をしている。

ゴールはケチャップのようなものだ。ビンを必死に叩いても出てこないかと思えば、一気に全てが出てくる。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/liga/article/171

本田は、ケチャップ発言から5日後、CSKAモスクワ対アラニヤの試合に出場し、2得点を決める。試合後、取材エリアを通り過ぎる際に「ケチャップ出た」とつぶやいている。

またハインツ社の広報担当は、本田の発言を受けてケチャップ1年分プレゼントしたいと語っている。

ケチャップ大手のハインツ社(本社・米国)の日本本社広報担当は「日本代表の選手がケチャップという言葉を使ってくれるのはうれしい。リクエストがあれば、ケチャップ1年分をプレゼントしたい」と感激。「いつか(本田選手と)コラボレーションできたらいいなと思います」と続けた。

https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/11/13/kiji/K20121113004545390.html

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