読み方:なんなんすかこれ
なんなんすかこれの意味
なんなんすかこれとは、AFCアジアカップ2011のシリア対日本を解説していた松木安太郎の名言である。
なんなんすかこれの元ネタ・語源
AFCアジアカップ2011は、放映権を持つテレビ朝日系列で放送されており、テレ朝のサッカー解説といえばおなじみの松木安太郎。グループリーグ第2戦のシリア戦も松木安太郎が解説を担当。
前半35分、長谷部誠のゴールで日本が先制。そのまま折り返し無失点で試合を進めていたが、後半24分、日本のゴールを守るGK・川島永嗣がシリアの選手を倒してしまうプレーがきっかけとなって松木安太郎の心の声が漏れるようになる。
なんなんすかこれが誕生するまでの大まかな流れ
長谷部がキーパーの川島にバックパス
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シリアの選手がダッシュで川島に詰め寄り、ギリギリのところで蹴り出す
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川島のクリアがグラウンダーのボールになってしまい、ペナルティアークの少し前にポジションをとっていた、シリアの選手(今野がマークしていた選手)にボールが渡ってしまう形に
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シリアの選手はすぐにペナルティエリア内にいた味方へパス(今野の足に当たったように見えるが実際は当たっていない)
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パスを受けようとしたシリアの選手を川島が倒してしまう
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主審が笛を吹く(PKの判定)も副審がオフサイドの旗を上げる
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日本の選手たちが抗議するも主審は副審のオフサイド判定を却下し、川島にレッドカードを出す
主審のモフセン・トーキー氏が川島永嗣にレッドカードを出した。その時キレ気味の松木安太郎から「なんなんすかこれ」は、誕生した。
実況「レッドカード!!!!川島にレッドカードおおお!!!日本!川島退場!!!そしてシリアにPKが与えられました!」
松木「なんなんすかこれ」
実況「これがアジアカップなのか!」
松木「なんなんすかこれ」
実況「川島退場!キャプテンの長谷部が」
松木「なんなんすかこれ」
主審は、今野の足にボールが当たってペナルティエリア内にいたシリアの選手にボールが渡ったと判断し、オフサイドの判定を取り消したが、実際に今野の足には当たっていない。結果的に「なんなんすかこれ」は視聴者の声を代弁する言葉となった。