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飯倉チャレンジ

読み方:いいくらちゃれんじ

飯倉チャレンジとは?

飯倉チャレンジとは、戦術的な理由により高いポジションを取っていたゴールキーパーの飯倉大樹が不在の中、ロングシュートを狙う行為のこと。ゴールが入ろうが入らまいがチャレンジすることが飯倉チャレンジ。

飯倉チャレンジの誕生

飯倉チャレンジは、飯倉大樹が横浜F・マリノスに所属していた2018年シーズンに誕生した。2017年12月19日にマリノスの監督にアンジェ・ポステコグルー氏が就任する。ポステコグルーは、ラインを高く保つ戦術を採用し、キーパーにはディフェンスラインの背後のスペースをカバーするスイーパーのような役割が求められた。

そんなハイライン戦術を採用したポステコグルー初年度のマリノスでキーパーのレギュラーだったのが飯倉大樹。キーパーなのに自チームが攻めている時は、ハーフウェーライン付近にポジションを取ることもよくあった。それ故に味方や飯倉自身が相手にボールを奪われてしまうと、キーパー不在のためロングシュート一本でゴールを決められてしまう。無人のゴールにシュートされて失点というような場面が続くと、いつしかネットユーザーから飯倉チャレンジと呼ばれるようになる。

飯倉チャレンジの変遷

2019年に飯倉がヴィッセル神戸へ移籍すると、飯倉チャレンジは別の意味でも用いられるようになる。飯倉がドリブルで持ち上がった時や自陣でボールをキープすることに対しても使われるようになった。

当初は、飯倉に対してチャレンジすることを飯倉チャレンジという意味で使われていたが、年月と共に定義が広くなり、現在では飯倉がチャレンジすることも飯倉チャレンジとなった。

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