読み方:じょしこう
女子校の意味
女子校とは、Jリーグに加盟するセレッソ大阪を指す隠語である。「さくら女学院」と呼ばれることもある。
女子校は、2013年に鹿島アントラーズからセレッソ大阪に移籍してきた、新井場徹の発言が元ネタ。
Q:新加入の新井場選手と楠神選手にお伺いします。前所属クラブから契約更新の話しもあったと聞きますが、そのなかでセレッソを選んだ理由と、セレッソのチームのイメージのなかで、自分がどのようにプレーしたいか、お聞かせください。
https://www.jslink.jp/news/jsgoal/00150008.html
●新井場徹選手:
「これといった、1つの条件というか、そういうのだけでこのチームに来ると決めたわけではないですけど。9年間、所属のチームにいさせてもらったなかで、こういったベテランと言われる年齢に来たなか、新たな挑戦ができるということを、なかなか短い言葉で伝えるのは難しいですが。今日、こうして、サポーターの皆さんの熱い声援を見て、この決断は間違いではなかったと思います。セレッソの印象ですが、前にいたチームが、僕みたいな年齢の選手が多くて、結構のんびりしていた雰囲気なのですが、このチームに来ると、若い、キャピキャピした選手が多く、ちょっと女子校に来たみたいな感じなので(笑)。早くそれに馴染めるように頑張りますので、よろしくお願いします!」
女子校は、「セレッソ大阪の環境がぬるい」ということを揶揄して蔑称としても使われる。これは、2014年にセレッソ大阪が降格危機に瀕していた時期にカカウがインタビューで苦言を呈したことなどが関係している。
(降格圏を抜け出すために必要なことは?)我々はこんな状況にいるようなチームでないということをプレーで示さなければいけない。自分のキャリアの中においても、降格なんてしたくない。それは僕だけではなく、みんなも当然思っていると思いますが、その意識、危機感を、もっともっと感じなければいけない。練習の中では、そういうところを出せていると思いますが、ただ、本当の勝負のかかった公式戦で、まだ出せていないように思うし、目を覚まさなければいけない。僕は日本に降格するために来たわけではないし、そんな結果を出したくない。(ずっとプレーしていた)ドイツが決して正しいとは言わないが、ドイツでは少なくともホームで連敗したり、何試合も勝てないということがあれば、相当なプレッシャーがかかるし、メディアからのプレッシャーもあるし、その中で、逆に選手たちのプライドに火がつく。そして、反撃していくことが、実際にドイツではある。日本に足りないのはそこじゃないかなと。現状を甘んじて受け入れてしまうところがあるような気がして仕方がない。もちろん、勝ち負けはサッカーの中ではあると思いますが、プライドにかけて闘うという気持ちがぬるくなってしまっては、プロとは呼べない。人生、何かを勝ち取ろうと思えば、みんなが気持ちを1つにして、チームとして結果を出さなければいけない、闘わなければいけないわけで、そこはみんな1人ひとりが考えていかなければいけない」
https://www.jslink.jp/news/jsgoal/00179302.html
2014年、セレッソ大阪はJ2へ降格した。このような発言もあり、他サポにセレッソの環境はぬるいのでは?と印象を与えるようになり、女子校の新たな意味が生まれた。